極彩色
日本人は、侘び・寂び・幽玄を好む一方で、きらびやかで派手な配色を愛する感性も持ち合わせています。
「極彩色」は鮮やかな色同士の配色であるものの、色相の離れた色が何色も入っていて調和してないものを指し、
南北朝内乱期に顕著に見られた、装飾的には派手な服装や、伊達な風体、勝手気ままな振る舞いをなどを表す言葉で、
その意から生まれた「バサラの色」とは比なるものです。
WEBデザインにおいては、部分的調和は欠けているかも知れませんが、
コンテンツまたはホームページ全体を通してみれば「調和が取れている」という手法で用います。
デザイン的には高度な感覚とデザイン知識が要求されることと、
小さなサイトでの展開よりポータルサイトなど大きな規模のサイト展開での効果が期待できます。